アベノミクス

アベノミクスは、日本の自由民主党総裁で内閣総理大臣であった安倍晋三が第2次安倍内閣において掲げた、一連の経済政策に対して与えられた通称である。

主唱者である「安倍」の姓と、経済学・経済理論の総称である「エコノミクス」とを合わせた造語。

2013年6月14日発表の「日本再興戦略」で全体像が明示されたアベノミクスは、1)大胆な金融政策、2)機動的な財政政策、3)民間投資を喚起する成長戦略の「三本の矢」を経済成長を目的とした政策運営の柱に掲げている。

第2次安倍内閣では、デフレーションを克服するためにインフレターゲットが設定され、これが達成されるまで日本銀行法改正も視野に入れた大胆な金融緩和措置を講ずるという金融政策 が発表された。

これら一連の経済政策が、第40代アメリカ合衆国大統領ロナルド・レーガンの経済政策「レーガノミクス」にちなんで、アベノミクスと呼称されるようになったとされる。

「アベノミクス」は2013年新語・流行語大賞のトップテンに入賞した。

三本の矢:アベノミクス個別の政策としては、それぞれの矢として下記などが提示、あるいは指摘されている。

  1. 第一の矢:大胆な金融政策(デフレ対策としての量的金融緩和政策、リフレーション)
    • 2%のインフレ目標
    • 無制限の量的緩和
    • 円高の是正と、そのための円流動化
    • 日本銀行法改正
  2. 第二の矢:機動的な財政政策(公共事業投資、ケインズ政策)
    • 大規模な公共投資(国土強靱化)
    • 日本銀行の買いオペレーションを通じた建設国債の買い入れ・長期保有、ただし国債そのものは流動化
  3. 第三の矢:民間投資を喚起する成長戦略(イノベーション政策、供給サイドの経済学)
    • 「健康長寿社会」から創造される成長産業
    • 全員参加の成長戦略
    • 世界に勝てる若者
    • 女性が輝く日本