解体(カイタイ)とは、バラバラにすることであり、解体される対象によってさまざまな意味を持つ。

不動産・建築分野における解体とは、「建設」と対にされ、建築物を壊すことを意味する。

建築物の老朽化、建て替え、災害等で著しく損傷し修理が困難な場合、建物の使用目的がなくなった場合、道路拡張などのための立ち退きや行政機関による命令などの理由により解体される。

また、歴史的価値のある景観重要建造物を移設する場合など、復原・復元することを前提にいったんバラバラにする工程を指すこともある。

解体工事による発生材は、建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律により分別が求められるため、コンクリート片は油圧小割機などを用いて破砕し、コンクリート片と鉄筋に分別しなければならない。

スケルトンバケット(網状のバケット)やスクリーニングバケット(バケット型回転ふるい機)などを使用し、木くずや砂利、コンクリート片など、混合物の選別作業を実施する。

構造物の下部に鉄球などをぶつけて取り壊し転倒させる工法は、煙突の解体などでよく見られたが、現在では騒音や振動などの近隣住民への影響や、転倒時の衝撃により飛散するコンクリート片に衝突するなど安全面でも問題があるため、現在ではあまり使用されていない。

この解体方法を採用した建物で有名な例はあさま山荘である。

爆薬を使い一瞬で解体する爆破解体は、アメリカ合衆国などではビルなどの大型建築物を解体する際によく使われる。