金利(利子)

金利(キンリ)または利子(リシ)は、貸借した金銭に対して、ある一定利率で支払われる対価のことである。

利息(リソク)と通常同じ意味で使われるが、借りた場合に支払うものを利子、貸した場合に受け取るものを利息と使い分けることがある。

法律では、通常利息が用いられる。

経済学的な定義では『将来時点における資金の、現在時点における相対的な価格』をいう。

金利の高低は経済の景気動向を左右することがある。

政府や中央銀行が政策金利を変更することによって基準金利を決定できる場合が多い。

経済学的には、貨幣市場における価格に相当する。

金融市場では、貨幣需要と貨幣供給が一致するように利子率が調整される。

所得が増加すると貨幣需要が増加するが、貨幣供給量が一定である場合、利子率が上昇する。

一方で所得が減少すると、貨幣需要は減少し利子率は低下する。

利率(リリツ)または利子率(リシリツ)は、元本(債券の額面)に対する1年間の利子の割合を指す。

利回り(リマワリ)の意味もほぼ同等で、投資金額に対する最終的な受取利息から年平均利率を計算したものとなる。

たとえば、100万円を利率5%で複利5年貸し出したときの利息は127万6282円となるので、利回りは5.52%となる。

金利は金額と割合のどちらも指す。

金額は「増」「減」で表し、割合は「高」「低」で表す。

したがって、利子が増えるとは言っても、利率が増えるとは言わない。

同じく、利率が低いとは言っても、利子が低いとは言わない。